育てにくい子の会。少しだけ復活!

あれから11年。育てにくい子の会その後。まずは未公開記事を公開。

最新記事はこちら

2007年9月8日 悲劇と絶望

スポンサーリンク
3才の秋涼 ~過去最大級不安時期突入~

タロウが朝食を食べている時に事件が起きた。

『おかいつ』のパジャマのお着替えコーナーに、3才0ヶ月の男の子が出た。

「応募した時は2才だったはずだよね?半年も小さい子だよ!ちゃんとパジャマ着てる!」

パジャマ

私が興奮して言った直後、タロウがうまく飲み込めず、吐きそうに苦しみまくった。

ゴミ箱をかかえ、口から掻き出しても取れず、水を飲ませたり、うがいさせたりして、やっとタロウは落ち着いた。

母と二人だからできたが、私一人では到底無理だ。

いや、タロウを助けることに命懸けで挑むかもしれないが、その後はどうなるか分からない。

私はタロウを動揺させてしまったのかもしれない。 “できない自分”を自覚したのだろうか。 でも、できないことに同情はできない。

何度もチャンスを与えているのに、心ここにあらずで、努力もせずに「できない」ばかり言うのだから。

何でも障害のせいにするなら、そんなの甘えだ。

私は、身辺自立が大きく遅れ、噛むことを忘れて飲み込みに失敗するタロウに、朝から絶望した。

やっぱり、こんな人生、受け入れられない。

努力は実りにくく、恐怖と不安に怯えて暮らす人生なんて。 途方に暮れた。 私にはハードルが高すぎる

ハードル

母とどんな会話をしたか忘れた。とにかく、心のモヤモヤを他の何かで消したかった。

だから、3人で映画を観に行くことにした。

一か八かで。 (詳細は9/8付『天使な我が子』)

一応タロウと映画を観るという“大きな目標”を達成し、朝のできごとはうやむやになった。

でも、これが最善策だと思う。

過ぎたことをウジウジ悩んでも、どうにもならないからだ。

タロウの可能性を広げつつ、身辺自立や食事のことをゆっくり進めていくとしましょうかね。

そうそう、タロウの前でほかの子を褒めたり、比べたりするのはやめなくちゃ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました