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生きなくちゃ(雪だるま式に滅入る②-2007-11-06)

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★生きなくちゃ

昨日の「雪だるま式に滅入る①」の続きです。 内容が違うので、「記事のカテゴリ」は違ってしまいます。
カテゴリごとに見ると別々になってしまいますが、ご了承下さい。
今回は、人格障害が発症するまでのことを書きます。 ・・・と、その前に。

「雪だるま式に滅入る①」で以下のようなことを書きましたが、 「昨日の訪問者数」を見て驚きました。 見事な過疎っぷりに。 アクセスカウンターが壊れているのかと思ってしまいましたが、どちらかと言えば、内容に問題があるように思います。 
アクセスカウンターに不具合があり、実際の訪問者数よりも少ない数値が表示されていたそうです。
突然アクセスが減り、滅入るきっかけになってしまった出来事でした。

内容に問題があると思わせられ、自尊心がまた削られたではないですか。 これをきっかけに、内容を充実・・・なんてことはせず、アクセス数を気にせず、マイペースで行こうと思います。

今度ともお付き合い下さる方はよろしくお願いします。 とうとう行き場所がなくなってしまいました。 私が着いたこの場所は、行き止まりです。 とても孤独な場所です。 私は逃げていたのだと気付きました。 そして、もう逃げられないことを知りました。 私は「不要」と判断すると、あっさり捨ててしまいます。 “物”ではありません。 友人、知人、親族、ご近所さん… “人との繋がり”です。 捨てると言っても、誘いに乗らなかったり、あまり会話しなくなったりします。

自然消滅させてしまうのです。 私にとって当たり前のことになっていました。 これが普通だと思っていました。 私は自分の故郷が好きではありません。 故郷の地域性が嫌いです。 だから、あまりいい友人関係が持てませんでした。 ほかの土地で結婚して初めて「心の底から幸せ」と思いました。 もう今までの私とはお別れしました。 悲しかったことも忘れました(トラウマ以外は)。 私は別人になりました。 新しい土地で、新しい人間関係、新しい家族を作ることが、究極の幸せだと思いました。 息子を妊娠し、妊婦の時から友達作りに励み、人付き合いの多い中で育児をしていました。 順調でした。

理想どおりでした。 短い期間でした。 徐々に下がり、急降下しました。 息子の扱いにくさが目立ち、努力してもうまくいかず、ママ友達のアドバイスが見下されたように感じるようになりました。 人付き合いを減らしていきました。 息子の癇癪が最高潮になった時、もう人付き合いは不可能でした。 息子の言いなりに動くしかなかったからです。

親子友達同士でファミレスに行き、買い物をした日が最後になりました。 息子は、ファミレスの出入口のおもちゃ欲しさに床にひっくり返り、ベビーカーの上でも泣き、通りがかった書店で、6回も床にひっくり返りました。 私はもうボロボロで、友達を先に帰し、泣きそうになりながら帰宅しました。 親しいママ友達以外にだまって引越しました。 また新しい土地で、また新しい人間関係を築こうとしました。 しかし、2才になった息子は、明らかに普通ではない成長を始めました。

走るレールが分岐したかのようでした。 成長はしてるのですが、方向が違うのです。 だから、一般の基準で見れば、発達が遅れてしまったのです。 それまでは発達が若干進んでいるように見えていたので落胆しました。 息子は異星人のようでした。 (異性人が悪いわけではありません) 今思えば、一番自閉的な時期でした。 こだわりによる癇癪と、場所拒絶が目立ちました。 詳細は省きます。 3才になって自閉症と診断されました。 成長は人と比べるのではなく、息子自身の過去と比べるようにしました。

そのためには、周りを見ない方が私の心が荒れません。 常に「普通」を意識して生きてきた私が「普通」を意識しなくするには、バリアを張るしかありませんでした。 第二子のこと 普通の発達のこと サークルのこと 出掛けたこと トイレトレーニングのこと幼稚園のこと 一切耳に入れたくはありませんでした。 4才になった頃、息子が異星人から人間に近づいたような感覚がありました。
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公園で遊べます。 公園でほかの子と係わろうとします。 小児科の待合室で待てます。 大丈夫な場所が増えました。 同じビデオを擦り切れるまで観ようとしなくなりました。 外でひっくり返らなくなりました。 理解力がつき、興味の幅が広がりました。 息子の扱いにくさが落ち着いてきたのに、私の心の病は悪化していきました。 家族がいるのに孤独に感じ、寂しくてたまりません。 寂しいのに、一人になることを強く望みます。 私一人の世界に浸っている時、息子が踏み込んで来るとイライラします。 ますます心を閉ざし、世間だけでなく、近い存在の人間にまでバリアを張るようになってしまいました。

これが現在の私です。
まだ長くなりそうなので、次回に続きます。

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