夜の歌番組だったでしょうか、ボーっとテレビ鑑賞する私に、突然息子が言いました。
「ママ、もっと子供産んでよー」
予想もできなかった発言にビックリし、
「なんで?」
ときくと、
「ママが大好きだから」
それが理由ですか!! よく分からないけどうれしいです。
ちなみに、希望の性別は 「おとののこ(男の子)」 だそうです。 笑ってごまかすしかなかったです。
しかも、苦笑い。 だってもう産めませんもの。 なぜ弟が欲しいのでしょう。
息子の望みを叶えてあげられないのに、突っ込んだ質問などできません。
私は昔から子供を二人産むことが当たり前のように考えてました。 叶えられる夢だと思ってました。
でも、現実は不可能でした。 一人ですら育てられないのですから。
もし、今あるいくつものハードルを飛び越えたとしても、もうハードルを増やしたくはありません。
これは私の身勝手な希望です。
「子供のために」
ではなく、
「子供と共に」
生きていきたいからです。
[ad#yume_inline]自分の人生も楽しみたいのです。
もう心の病はコリゴリです。 産んでみたらどうにかなるかもしれないですが、どうにもならないかもしれません。
余裕のない私には無責任な判断です。 息子が兄弟を欲しがる気持ちは、純粋にうれしいです。
いろんな意味で成長している証拠ですね。
同時に、息子への申し訳なさと、夢を叶えられない無念さで、とてもせつなくなります。
それとも、私の人生も命も捨ててでも、産むべきなのでしょうか。
神様が「そうしなさい」と言ったら、そうするかもしれません。 私が幼い頃は神様が見守っていてくれました。
つらいことや悲しいことを乗り越えたら、うれしいことや楽しいことをご褒美として与えてくれる神様が。
単なる「思い込み」なんですけど、救われてました。
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