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生きなくちゃ(インフルエンザ予防接種1回目に挑戦-2007-10-23)

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★生きなくちゃ

昨日(月曜日に)、母子でインフルエンザの予防接種を受けるため、土日を静かに過ごし、息子の風邪の潜伏の確率が低いことを確かめました。 私も喉に違和感があったので、なるべくマスクをして過ごしました。 (不安障害≒心配性)
そして、昨日、親子でインフルエンザの予防接種1回目を無事終えてきました。

By: wakaba

インフルエンザの予防接種を受けたことと、私が思っていることを書こうと思います。 予防接種の時間は午後2時でした。 私は迷わず保育園を休ませました。 保育園に休まず行かせることより、適当に休みを入れてでも楽しく通って欲しいという考えだからです。

病院に行くまでの間、家事を済ませることにしました。 が、中断、中断、中断… 朝からキレてしまいました。 息子は一人でおとなしく遊ぶことができません。 忙しい私に、要求の嵐です。 断っても聞かないから、私は不満な顔して要求を受けます。 そのうち、爆発してしまうのです。 保育園を休ませた意味があったのでしょうか…。

最近特に短気になっています。 いけないと分かっているのに、抑えられません。 私の一生分の“気長”は、息子を育てたこの4年で使い果たしてしまったのでしょうか。 沸点は常に低いです。 息子と暮らすことのストレスと、夕方の強い不安のストレスで、ちょっと過食気味です。 無気力と引きこもりの相乗効果で、ちょっと太りました。

私のことをよく見ているらしき息子は 「ママ太ったね」 と、本人より早く気付いていました。 この日も食べることで満たされようとしたのですが、不満は解消できません。 書いていてふと思ったのですが、息子もストレスが溜まっているから、私に要求ばかりしているのかもしれません。 息子の自閉症という障害を理解し、受け入れているつもりでした。

でも、最近気付きました。 私の自閉症の理解は「頭では解っているだけ」で、本当は「我慢して諦めているだけ」なのかもしれないということです。 例えが不謹慎かもしれませんが、「目に見える障害」なら、可能不可能を想像しやすいと思います。 しかし、息子のように「知的に遅れのない脳の障害」だと、可能不可能の想像が困難です。

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だから、マニュアルを頼りに行動してみるのですが、効果はいまいちです。 自閉症は、知能や重度、その他いろいろか特徴によって、同じ障害であってもかなり違ってきます。 必要な支援も違います。 息子の可能不可能や考えていることは、親でも分からないことだらけです。 いよいよ今年のインフルエンザ予防接種1回目。

小児科へ行く時は、いつも母が付き添います。 泣いて暴れ、小児科に入ることができない時期が長かったからです。 今は症状がひどくなければ小児科でおとなしく待てますが、残念ながら今度は、私一人で連れて行く精神力がなくなってしまいました。 予防接種は事前の説明で理解し、嫌がりませんでした。 そんなわけで、いつものように三人揃って小児科へ行きました。

診察室では、打つ直前から打ち終わるまで泣きましたが、暴れるようなことはありませんでした。 次に私が打ったのですが、案外痛かったです。 先に待合室に戻った息子の所へ行く時、わざと泣き真似しました。 息子に“勝ち”を与えたかったからです。 息子は笑いました。 息子の成長を感じました。

帰宅後、息子はサンタさんにお手紙を書くというので、私が見本を書いてあげました。 自主的になら、こういうことができるのですね。 こちらがお願いした「お手紙」には応じることができず、私はその都度沸騰してしまいます。

私は成長してないですね。

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