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生きなくちゃ(あの頃の私に読んで欲しい-2007-11-19)

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★生きなくちゃ

あの頃の私が、このブログを見つけたとしても、 「なんだ、全然手がかからないし、のんきじゃん」 と思ったことでしょう。
そして、二度と訪れないかもしれません。
ちょっと待って! あの頃の私! 大丈夫。
あなたの子供は想像以上に成長しますから。 息子の癇癪対応の毎日。

とうとう、親子友達との付き合いもできなくなってしまいました。
親子サークルに入りたくても、息子を連れて行く自信がありません。
息子が“普通から大きくはみ出した部分”を、全部私がフォローしなくてはならないからです。
息子の興味のある店、とくに書店は、気になる本を片っ端から開き、何時間でも離れません。

思い通りにならないと、癇癪を起こします。 床に寝そべって号泣し、暴れるのです。 癇癪対応のプロになれそうです。 拒絶も激しいです。 公共の施設に拒絶し、入れません。 体の発達に遅れはないのに、外ではほとんど歩きません。 ごく当たり前のことが全然できません。 息子が2才の頃のことです。 思い出して書いてみました。 ほんの一部ですけど・・・

確かに、あの頃と比べたら“のんき”かもしれません。 想像以上に成長しました。

「まさかこうなるとは!」

と感激することも多々あります。

息子の成長を感じることができる私も、実は変化しているのかもしれません。 その変化は、成長と言える部分ばかりではありません。 何十年もかけて出来上がった性格や性質を、無理矢理ねじ曲げて変えたりもしました。 もう、元の人格や人柄は忘れてしまいました。 きっと別人です。 あの頃とも、息子を産む前とも違う人です。

これを成長と言えるようになったら、きっと素敵なママに一歩近づいたと言えるでしょう。 「普通の子とは違うけど、それは早いうちに手がかからなくなるから」 1才半健診の時、医師に言われました。
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その言葉を信じ、頑張り、耐え続けたあの頃のことを思い出すとせつなくなります。 しなくてもいい苦しみや悲しみをいっぱい経験してしまったし、息子の障害の発覚が遅れてしまいました。
子供をうまく育てられなかったりすると、母親が責められます。 真面目に一生懸命育児しているのに、家族からも他人からも口出しされました。 褒められることはないのに。

実は今でも、同じ障害のお子さんを持つ方のブログを読む時は、恐る恐るです。 すごくポジティブで、 「この子で良かった!」 とか書いてあったらどうしようと思ってしまうのです。
私はそこまで変われないと思うし、もし、そこがゴールなら、気が遠くなるばかりだからです。

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