育てにくい子の会。少しだけ復活!

あれから11年。育てにくい子の会その後。まずは未公開記事を公開。

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親離れ第一歩

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3才の暮秋 ~生意気(口調)盛り~

タロウと一緒に郵便局へ行った。
タロウにとっては試練と忍耐の場になった。 振り込みや入金など、いろいろな用事があったため、私はタロウそっちのけで忙しくあっちこっち歩いた。

タロウは不安が強く、絶対に私から離れることなく着いてくるからと安心していた。
ATMの前に立ち、ふと後ろを見ると、タロウがいない。郵便局内の元居た場所に戻ると、タロウは生まれて初めて『迷子』になっていた。

不安そうにキョロキョロしていた。

ほんの1分もないできごとだった。

タロウを見つけると、半べそで怒っていたが、一緒にATM操作などしていたら落ち着いた。
椅子に座り、番号札を持ち、呼ばれるのを待っていた。

タロウは椅子に寝そべっていた。

番号を呼ばれたので、タロウに「ママはあそこで支払いしてくるから、ここで待っていてね」と、タロウから離れた。
端っこの窓口だったため、タロウの位置からは見えなかった。

私は支払いながらも、何度も後ろを向いてジャンプし、タロウの様子を見ていた。
タロウは落ち着いた様子で待っていてくれた。椅子に寝そべったままで。

頭をグシャグシャになで、「よく待っていてくれたね。 助かったよ」とほめた。

本当にうれしかった。 親離れ、第一歩だね。

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