今日は区役所にて療育の先生に初めてお会いした。
タロウは広い意味での自閉症スペクトラムに該当するが、『診断はいらない』そうだ。
つまり、現段階では自閉症でもアスペルガー症候群でもないらしい。
今日の内容としては、
●親が子供の困ってることを区役所の職員(肩書不明の専門の方)に話す。
●同時に、タロウは知能検査をする。
●親の話を聞きつつ、タロウの様子を見ていた療育の先生からの説明を聞く。
私は自律神経失調症や鬱などで気分がすぐれなかった。 療育の先生の話の途中でオーバーヒートを起こし、『心半分ここにあらず』になってしまった。 ダンナは私のそんな様子に気づいていた。
私の代わりにちゃんと話を聞き、メモも取っていた。 帰宅後、頭の中が混乱の私に、ダンナは丁寧な説明をしてくれた。 時間はかかったが、頭がすっきりした。 事実をありのままに言うとすれば、2才10ヶ月のタロウの知能は2才2ヶ月だった。
記憶力は優れているらしい。 私が『育てにくい』と思ったのは、自閉症スペクトラム特有の『三つ組』という脳のタイプを持つためだった。 知能が低く出た原因もそれだ。
[ad#yume_inline]ダンナはタロウの扱いがすごくうまいと褒められていた。 実は、ここにも問題を解く鍵が隠されていた。 素人解釈だが、自閉症スペクトラムは、昔より今の方が範囲が広いらしい。 昔は個性やわがままと済まされていた人も多いようだ。 私達の住む横浜は、療育において進んでいるらしい。 ほかの地域だったら追い返されたかもしれないタロウは、今後も療育にお世話になれる。
話は戻り、タロウの扱いのうまいダンナが、どうして私とタロウが暮らしにくいかを考えてるうちに、あることに気づいたらしい。 私も自閉症スペクトラムということを。 結婚当時からの私への疑問にしっくりきたらしい。
私も今までの人生を振り返り、生きにくかった理由にしっくりきた。 タロウのこだわりと私のこだわりがぶつかり、いつも折れる私が鬱になる。 そりゃなるわ。 タロウのこだわりにより私の予定が乱され、私がパニックになる。
そりゃなるでしょう。 コミュニケーションの下手な私が、受信と発信能力の低いタロウとのやり取りをしている。 人との関わりに疲れやすい私が、タロウにまとわりつかれる。 私のタロウの育児に疲れきってしまう一番の原因は、タロウと私の性質の相性にあるのかもしれない。
ちなみに、ダンナには自閉症スペクトラムの要因は全くない。
のんびりしてられない。
一刻も早く行動を起こさねば。
苦しみが長くなるだけだ。
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