明日は初めて療育の先生にお会いする。
午前10時45分、家族3人で区役所のあの部屋で。
あの部屋とは、つい先日『親子教室』をした部屋だ。
タロウ、拒絶しないかなぁ。 今日手伝いに来てくれた母が私のことを心配していた。
そっか、療育の先生はモザイクを取り除くかもしれないからね。 タロウがどんな障害を持っているかいないかを心の中であやふやにしてごまかしてきたのに、はっきりさせてしまうかもしれない日なんだよね。
私は母に心配されてはっとした。激鬱で明日のことなんて考えてなかった。 私はタロウの障害の有無に関わらず落ち込むだろう。 知りたくない、でも知りたい。 私は先生に何て言葉をもらいたいのだろう。
障害の有無なんかより、このトンネルから早く抜けさせて欲しい。トンネルの中は暗い。暗い中で暮らす訓練なんかしたくないよ。 明るい所へ行かせてよ。 母に「帰りは家族で無理心中かしら」と笑って言ったが、母は「やめてよー」と苦笑い。
ごめん、でもね、タロウとの3年で心が蝕まれてしまい、もう回復できそうにないよ。
もうこれ以上迷惑もかけなくないよ。
私がつらくなればなるほど、タロウが私にまとわりつく。
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