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2007年10月4日 幸せはどこに

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3才の秋涼 ~過去最大級不安時期突入~

午前、だらだら過ごす私の近くに寄り添い、3才半のタロウは穏やかに過ごす。

テレビを観たり、DSのマリオをやったり、プラレールを並べたりしている。

ごっこ遊びに誘われる時もある。私はタロウの思うがままに役を演じる。 この“幸せ”壊したくないな。

私の姿が予告なく見えなくなると、タロウはパニックを起こす。トイレの前で泣いてたことが何度もある。

タロウは異星人(のような感覚?)だから、この世界で生きることが不安なんだよね。

一番の理解者である私の穏やかな表情が安心に繋がるんだよね。

だから最近、「ママかわいい」と褒めまくるのかな。

この3年半で、私は育児のマニュアルを捨てた。育児の理想も捨てた。 そのかわり、タロウの表情、言動、態度から体調や心理を見抜くようになった。新たな理想を見つけた。

母子共に穏やかでいることだ。 タロウを産んで3年半、私の心の病は最悪なところまで落ちた。

タロウの育てにくさに疲れ果て、幼い頃からのトラウマが甦り、育てにくさがトラウマにトラウマを重ねていった。

自分も自閉症ではないかと検査をした。

結果、自閉症ではなかったが、自閉症の要素はあった。

私もタロウと似た苦手や得意を持つ、異星人とのハーフみたいなもんだ。

タロウの方が天才だけど。

最近、タロウが訳分からないかんしゃくを起こす。

どうやら、眠い時の不機嫌らしい。夏は体力の消耗が激しいから、不機嫌もなく昼寝をしていたが、秋は昼寝するかしないかが微妙だ。

『訳分からないかんしゃく』とは、タロウが2才代、日々まわりを困らせていた時のように、予想外の要求をすることだ。タロウの言う言葉をヒントに、何を要求しているのかを、私の記憶を引っ張り出して考え、要求に応じていた。

タロウの育てにくさはまだまだあるが、1~2才の頃と比べると、段違いに扱いやすくなった。

あとは私が元気になれば、可能性が広がるはずだ。

タロウを入園させたくない。あと1年位は一緒にいて、タロウと穏やかに暮らすことを追究したかった。

タロウを3月に産んでしまったことを、今さら悔やんでしまう。

私がもっと気をつければ、4月に産んであげられたかもしれないのに。 幼稚園にするか、保育園にするかもはっきりしないまま、幼稚園の入園説明会には一度も参加していない。

幼稚園の見学もしたことない。実家にずっと居候しているし、親子友達もいないから、情報も入らない。

でも、寂しくない。

私たち親子の穏やかな生活、つまり、幸せを、一生懸命見つけた結果だから。

私は幼稚園や保育園に良いイメージがない。なぜなら、私自身に幼稚園のいい思い出がないからだ。

しかも、園児同士の風邪やウイルスの感染話ばかりが耳に入ってくる。

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タロウは体に異変があると、手のかかり方が数倍になる。

タロウを入園させたらどうなるかが、リアルに想像できてしまう。そして、今の私には、そんなタロウのことを受け止める余裕がない。

また地獄に落ちるに決まっている。

日常生活が不安定なまま、タロウを入園させたくない。

入園まであと半年。

憂鬱に過ごすか、有意義に過ごすか、さてどうなるかな。

コントロールする自信はない。

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