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生きなくちゃ(里帰りの決断と実行-2007-10-27)

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★生きなくちゃ

一昨日から実家に里帰りしています。
息子も一緒です。 実家は私にとって 「安心できる場所」です。
自宅のように不安の強弱の中に住むと、ずっと緊張した状態です。
生きた心地がしません。 また、実家は息子のために 「自分を百パーセント捨てなくても大丈夫な場所」です。

By: yoppy

息子と二人きりになることはほとんどないから、息子のこだわりに私一人が振り回され続けることもほとんどありません。 一時的に逃げること(気晴らしに外出とか)も可能です。 つまり、私の都合で息子まで里帰りさせてしまっているわけで、申し訳ない気持ちはあります。 だから、帰省を決断するまでは葛藤がありました。 今月中旬の運動会の前から、私の精神状態はずっと崖っぷちでした。 心のコップには、ストレスという水がギリギリまで注がれていました。

保育園の先生に 「運動会が終わるまで頑張ります」 と、お話ししたのを覚えています。 運動会を目標に、日々過ごしました。 実際、運動会が終わっても、里帰りはしませんでした。 息子が頑張っている以上、里帰りしたくてもできずに我慢していました。 夫や母の力を借り、自宅で回復することを試みました。

心のコップは、水が溢れそうなところで増減しました。 いつ勢いよく溢れてもおかしくない、危険な状態でした。 どこが限界か、自分で決められずにいましたが、確実に私のヒステリーや無気力状態がひどくなっていきました。 私の記憶力の欠如と、心の病や薬の影響で、日々のことをあまり覚えていないのですが、このブログには精神不安定な様子がリアルに出ていると思います。 息子のような障害を持つ子は、寛大な心がないと育てられないと思います。

対して、私がこれでは悪循環です。 息子に悪影響です。 客観的に、息子を心配する私もいました。 だから、「次に息子が風邪をひいて保育園を休む時に里帰りする」と決断しました。 しかし、保育園で頑張って野菜を食べるようになった息子は、風邪をひきにくくなっていたようで、案外長持ちしました。
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里帰りはなかなかできないけど、とてもうれしいことでした。 息子が鼻水をすすり始めたことをきっかけに、やっと里帰りすることが決まりました。 自宅にいた期間は約1ヶ月でした。 長い1ヶ月でした。 迷惑ばかりかけましたが、私なりに頑張りました。 里帰りする日の朝、息子に里帰りすることを説明しました。 始めは拒否しましたが、話すうちに納得してくれました。 酔い止めを飲ませ、穏やかな気持ちで帰省しました。

パソコンで始めたブログなのに、自宅にいる間は携帯で管理していました。
記事を書くのは、息子を保育園へ送った後、息抜きするために立ち寄るドーナツ屋さんが大半でした。

短時間で集中して、携帯に向かっていました。 実家ではパソコンに向かう心の余裕ができます。 しかし、24時間ずっと息子と一緒なので、深夜に睡眠時間を削るしかありません。

息子は一人遊びができないのです。 大勢の大人に見守られ、大人を自分の世界に引きずり込み、伸び伸びと動き、全身で笑います。 障害による扱いにくさはあるけど、たくさんの愛情を注がれています。

家族が息子にうんざりする前に、私のコップは空に近い状態にし、自宅へ戻らなければと思います。
ブログで心の整理をできたらと思います。

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