他の親子のことは気にせず、タロウと二人で遊んだ。
いつもはそれができなかった。
『タロウを子供達の中に入らせ、私はママ達と話す』
それが当たり前だからそうするべきだと思い込んでやめられなかった。
すでにお昼だったので、親子が少しずつ減り始めた。
するとタロウ自ら砂場に行った。
同世代の男の子が水を使って夢中で遊んでる姿に釘付けになり、それをきっかけに砂場に入り、そのうち一人で砂遊びを始めた。
結局どの親子とも関わりを持たぬままみんな帰ってしまったが、タロウは水道でずぶ濡れになるまで思いきり遊んだ。
まあいいとしましょう
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