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衝撃の衝動

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2才の秋 ~何の秋?子供は風邪の秋!~

突然ある衝動にかられた。「タロウの親権をダンナに渡し、離婚して一人になりたい」と。 私の幸せはここにはない気がした。今朝目覚める前の、夢の中のあの人と二人、どこかへ逃亡したくなった。 そんなことをお風呂で考えながらシャワ-を浴びてたら、泣きそうになった。 昔から私は、泣きたくなるとシャワ-の音でごまかして泣いてたっけ。

そんなこと思い出したら泣く気が失せた。事が重大過ぎて簡単に泣けない。 そもそも、こんな衝動は理由もなく湧き上がるわけがない。 いくつかのできごとと、私の精神状態が、絡み合って積み重なっている。   先日、ダンナに国勢調査のことを聞いた。 私が長期里帰り中で留守にしてるので、どうしたかが気になったからだ。 私は国勢調査に対して、「面倒だけど国民の義務だし仕方がない」と思い、とくに疑問を感じてない。 でもダンナは書類を受け取ろうとも記入しようともしない。 その理由を私や母に対して適当なことを言ってごまかし、話を聞こうともせず逃げてしまう。   そんな態度のダンナが、将来のタロウを見ているようだった。

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タロウに理性をくっつけたのがダンナだと気づいた。

同時に、私にタロウとの穏やかな日々や未来が訪れることがないことがわかった。   さっき父が熱弁していた。子供は絶対に男の子と女の子がいた方がいいと。 そんなの、思っても言わないでよ…。私が将来、やっと決心して生んだ子が男の子だった時、家族みんなががっかりする姿が頭に浮かんだ。   私はタロウのことをとてもかわいいと思っているが、タロウにはもうこりごりで、次に生む機会があるなら、違うタイプの子がいいと思っている。 性別の希望まで言うのはぜいたくだと思うので、あえて考えないようにしている。   それなのに、「絶対に女の子」なんて言葉を口に出されてはたまらない。

そんなに簡単に口にしてはならない言葉だよ。   夢の中で私をときめかせてくれた彼(実在する)に出会い、目覚めて横に寝転がってるタロウを見てがっかりしたこと。 タロウだけでうんざりで次の子を生むことさえ考えられないのに、次の子の性別まで口出しされたこと。   そして、自ら抱きしめてもくれない、

軽い言葉の暴力を浴びせるダンナにタロウがそっくりだと気づいたこと。 ダンナは子煩悩だし、しっかり働いてくれるし、文句なしだけど、いつだって私は寂しいこと。   私は全てを捨ててみたくなった。 これを書き始めてからずっと、タロウは何かを察したのか、いつになく私に張り付く。   私はまた泣きそうになった。

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