ここんとこのタロウは、固形物をあまり食べない。
悩むな落ち込むなと言われても無理である。 食べないだけでも心配なのに、飲み物にこだわり、ノイローゼにさせる。
タロウのこだわりは、まるで呪いようなしつこさだ。
1年前のコラムを読み、切なくてたまらなくなった。 絶望を繰り返しながらも、妥協し前向きに諦め、タロウに希望を持ち続けていた。
あの頃の私はもういない。
今の私は、持つ希望もなく、絶望しかない、生きる屍だ。
穏やかに暮らせるだけの理解力がタロウにはまだまだ足りず、これから先ぶつかるであろう壁ばかりが見える。
タロウの将来に希望が持てなくなると、何のために今苦しんでいるのかが解らなくなった。
いっそのこと希望という未練を断ち切り、純粋に、苦しみから逃れることだけを考えた方が幸せなのかもしれない。
でも、苦しみから逃れるだけの気力がない。新たな物事への感動もない。
[ad#yume_inline]対症療法ではなく、いっそのこと、ショック療法として恋にでも落ちてみたいものだ。
ダンナとタロウへの申し訳なさで優しくなれるかもしれない。
心も体も満たされ、余裕のある対応ができるかもしれない。
嘘。
笑い話として流しましょ。
死んでまで地獄に落ちたくないから。
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