いつもタロウは、大好きな『ドラえもん』を観た直後、「もう1回!」と録画を再び観たがる。
今日はちょうどお風呂の時間で、先に入ってるじぃじが呼ぶのを待っているところだった。
「もう1回観せてあげるけど、もうお風呂に入る時間なんだ。じぃじが呼んだら途中で終わりにするけどいい?」
「は~い」
そんなわけで、再生してあげた。
お風呂からの呼びだし音が鳴ると、タロウは即座にお風呂場前まで走って行った。
服を脱がせながら、思いきり褒めてあげた
思い返せば、タロウはかんしゃくを起こしながらもちゃんと学び、理解していたようだ
例えば、タロウがヨチヨチ歩きの頃、道端で竹串や煙草の吸い殻を拾っては離さず、叱ってばかりだった
タロウはタロウでその頃から言うことを全く聞かなかった
今よりキレやすかった私は、タロウを抱き上げ、他人にわからぬよう、叩いたりつねったり、暴言を吐き、タロウを泣かせても怒りは鎮まらなかった
今では竹串も煙草の吸い殻も触ろうともしない。
でも、もし危ない物を手にしてしまった場合、どのように危ないかを説明し、取り上げるのではなく、自ら捨てさせている。
まだまだかんしゃくとの闘いの日々だけど、苦労は無駄になってないことに気づいて嬉しい
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