育てにくい子の会。少しだけ復活!

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ハズレクジ親子?!

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2才の残暑 ~親子揃ってマイペ-スで行こう~

「この人にならタロウを任せても平気かも」

初めてそう思う人がいた。母と血の繋がりのない『いとこのおばさん』だ。
タロウと水遊びでもしようと外へ出ると、おばさんはやって来た。

太陽よりも元気に挨拶してくれた

おばさんは母に用事があり、立ち話しをしながら、なんとタロウの相手もやってのけた

ゾウさんじょうろを使い、タロウの道しるべとなり、遊びの世界に引き込んでいく。タロウはかんしゃくを起こす暇もなく、夢中になっていく。 「うわっ、こんな人、身内にはいないわ」  

心の中であっけにとられ、深く感心した  

母いわく、おばさんは自伝を出せるほど、超苦労人らしい。
一番驚いたのは、いろいろな事情で子供を3人亡くしていることだ。でも、苦労自慢せず、面倒見が良く、さばさばしてて、自信を持ってはっきりとものを言うが、顔が広く人に好かれている。  

息子たちは優秀で、3才になったばかりの初孫は数字、ひらがな、カタカナ、アルファベットが既に読めるらしい。
が、あいにく私はこのおばさんに心を開けない

私が正反対のタイプだからだ  

つまり、私がタロウのために無理してることも、このおばさんには自然にできるんだ。
私たち親子ってお互いにハズレクジなのかな

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