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2007年2月15日 メンタルクリニックの絶望

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2才の晩冬 ~改革~

メンタルクリニックの帰り、母に頼まれた用事があり、自転車を家とは違う方面に走らせていた。

私は涙で目が潤んだ。
思い切り泣きたかったけど、目的地に到着してしまった。涙はまた心のどこかにしまい込まれた。

私はメンタルクリニックへの通院を楽しみにしていた。先生は私を元気にしてくれると信頼し、お会いすることで癒されていた。

でも今日は違った。

私はありのままの思いと、タロウが自閉症スペクトラムという診断を受けたことを先生に告げた。

私の思いとは、

●死にたいとしばしば思うこと

●タロウの障害を受け入れられずにつらいが、それより日々のタロウとの暮らしの方がもっとつらいこと

●実家にて育児放棄に近い状態だということ

●嘔吐恐怖はどうしても克服できず、タロウが風邪引いて抱き着いてきただけで払いのけてしまったこと

●この子さえいなければと思ってしまうこと

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●ダメ人間なこと ●自律神経失調症がすっきり治らず、胃の不調や肩凝りがあること

●頓服が効いていないこと   先生からの返答。

●妊娠を希望しないことを確認した上で、自律神経にも効く抗うつ剤を処方するとのこと

●頓服が効かないのなら、飲まなくていいとのこと

●嘔吐恐怖については、私が子供になっていてはダメとのこと

妊娠の希望について、そんな簡単に答えなくちゃならないわけ?
頓服効かないなら、「飲まない」のが回復法とでも? 恐怖症に大人とか子供とかあんの?私は先生にすがっていた。
先生だけが今の私の希望だった。 だけど、先生は事務的だった。冷めていた。

虫の居所が悪かったのかな。それとも愛のムチ…ありえないね。

用事を済ませた帰り道、私の涙は鬱憤となり、噴火に向かい熱くなっていった。 帰宅後、心のモヤモヤとイライラを先生に電話でぶつけた。 が、手応えがなかった。うまく交わされてしまった。ほかの医者を紹介してもいいと遠回しに言われた。

そう、先生はこんなことも言っていた。「患者さんを治すことを第一に考えてる」って。 つまり、先生はカウンセラー的な癒す役割はなく、「死にたい」と言われても「死なないで」と言うわけでも、優しい言葉をかけるわけでもない。

死にたくなくなる薬を飲ませるわけだ。

生きるって苦しいね。

私が馬鹿だったよ。

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