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2007年4月26日 普通や標準が生きやすい

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得意不得意 3才の春暖 ~始まりの時~

普通や標準を強く意識して生きてきた私にとって、タロウの育児は『猛勉強してるのに落ちこぼれ』のようである。

割に合わない。

私が落ちこぼれにはなりたくない気持ちは、年齢と共に強くなった。

不得意を努力でカバーし、得意を伸ばして不得意をカバーした。

得意不得意

私の生き方はこうして定まった。

私の中には普通や標準内に存在したいという欲求が頑固に根付いている。

タロウの育てにくさも、私の努力や犠牲で補ってきた。

が、次から次へと新たな事態が起き、補いきれない。

私が何をしようと、タロウは育てにくい。

ますます普通や標準から遠ざかっていった。   だから、普通や標準が一番良いものと思うことをやめた。

基準はタロウの中にある。

長い目で見たら、今時の普通や標準なんて全て間違えてるものかもしれない。

そんなポジティブな思い込みは、ほんの一瞬で潰された。

最近はダンナが転職で家にいることが多かったので、私はタロウと二人きりになることは少なかった。

 

 

タロウと二人きりで過ごすコツはだいたい掴めてるつもりでいた。

家事は気合いを入れない、無理をしない。

タロウを外に連れ出すことは日課ではなくマイペースで。

友達付き合いは受け身で。 タロウと二人きり二日目にして、近く挫折する私が見える。

午前、公園へ行くと、タロウより1、2学年下の子達がいた。どうやら世代交代らしく、タロウと同じ位の子はいなくなったようだ。

タロウより小さい子が滑り台もブランコもできる。それを除くと、タロウの遊び相手としては1、2才下でちょうどいい気がした。

コミュニケーション能力が同じ位なのかもしれない。

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タロウは何かの拍子に帰りたがったり、こだわって帰りたがらなかったり、ぐずったり、おんぶを要求したり、一番甘えていた。

外遊びだけでなく、何をするにもタロウのこだわりに振り回され、時間が押してしまい、ストレスは溜まっていく。

普通、心の病が治るまで穏やかな環境にいたいものだが、私はトラウマの現場にトラウマの原因の人と一緒にいる。

今日も頓服の薬をちょっと飲んだ。

タロウが寝苦しそうに昼寝している姿を見てたら不安が襲ってきた。

処方された量の4分の1錠だから、心の大地震が中地震になった程度の違いだ。

携帯いじれるだけマシだ。

あぁ、時間が長過ぎる。逃げ出したい。

今すぐ誰かに来て欲しい。 療育に行って診断を聞き、私のことも相談しよう。

やっぱり私には無理だ。

毎日買い物帰りに覗いている、家の隣の保育園になるべく早く入れたいと思うようになった。

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