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《特別編》2006/5/11軽度発達障害の道

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★じごくの育児★

初めて療育センターに行った。

実家から母の同伴で、タロウの大きな荷物(ご機嫌とりグッズ等)と、抱っこやおんぶのタロウという荷物を抱え、遠路はるばる向かった。

線路

By: Ai Amo

タロウの診断名は 『自閉症スペクトラム』

違う流派?で言えば 『広汎性発達障害』

つまり、年齢的に、まだはっきりと診断はできないが 『自閉症』 である。

1月に保健センターにて療育の先生に、『自閉症スペクトラム』と言われた時、まだ健常児の可能性があると前向きに勘違いしていた。

しかし、『自閉症スペクトラム』とは、つまり、『自閉症』なのだと改めて知った。

初の療育ということで、母も私も、タロウが泣いて暴れる覚悟を決めていた。

タロウには「ママの友達に会いに行く」と伝えた。 タロウの『場所見知り』には、たくさん絶望させられてきた。

公園、病院、区役所は慣れることで克服したが、水族館、お花見会場、海はまだ克服できていない。

慣れれば可能なのか、絶対拒絶なのか、タロウの頭の中のことはわからない。

療育センターの場所がわからず、担当保健師に電話すると、丁寧に説明し、外まで出て来てくれた。

道に迷うことで不安を感じたタロウはおんぶだったので、保健師と挨拶し、話しながらさりげなく入った。

タロウは少しぐずりかけたが、保健師はプロ。

さりげなくスムーズに待ち合い室に案内され、タロウは自然に落ち着いた。

その後の流れは、 保健師に現状報告→ 医師による診察→ 療育手帳の説明→ 次回の予約。

3時間半もかかった。 保健師と話した部屋も、診察室も、待ち合い室を挟んだ形で隣にあり、どの部屋にもタロウが喜びそうなおもちゃがあり、タロウを変に刺激せず、落ち着きを維持させることができた。

親としては有り難い環境だった。 ま…、療育だからね…。

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でも、次の日である今日、タロウは気疲れしている。タロウなりに耐えていたんだ。

診察室に入ると、タロウは私服の先生としばらく遊んだ。

これが診察だ。 タロウなりにうまくやりとりしていた。

でも自閉症。 でも私は平気。

先生と保健師からの話をまとめると、

●タロウは自閉症スペクトラムである。

年齢的にこれ以上詳しい診断はできない。

●私が思っていたより強く出ている。

●1月の知能検査(=精神発達検査)が76だったので、横浜市の基準では療育手帳がもらえる。(他の地域は75以下)

それと、診断結果よりも大きな言葉をもらった。

私の 『タロウへの接し方が上手』

タロウは 『いい子に育ってる』

私は認められたんだ。

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