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2007年7月8日 人込み経験

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3才の向暑 ~鬱の中、動き出す夏~

昨年と同じ、母と私とタロウの3人で、 『湘南平塚七夕まつり』 に行ってきた。

神奈川県平塚市の、七夕頃の数日間、街は大規模な数多くの七夕飾りと露店が並び、人でごったがえす。 最寄り駅に着くと、ホームに人が溢れていた。改札から先は満員電車のようだった。

七夕

タロウにとってここまでの人込みは初めてだが、拒絶せず、手を繋いで進んでくれた。

タロウが不安なのは察した。

でも私は、タロウの限界ギリギリまで歩かせたかった。

タロウが「抱っこ」と言ったのは、お化け屋敷の存在に怯えたからだろう。私はすぐに抱っこした。

道を曲がっても違うお化け屋敷があり、タロウは泣きながら「お家に帰る」の一点張り。

人込みが自由を奪い、視界を遮り、タロウを背負う私たちもつらかった。

 

で、帰ることにした。 タロウのことばかり気にしていて、どんな七夕飾りがあったかを覚えていない。

が、有料で短冊に願いごとを書いた。

『穏やかに暮らせますように』

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謙虚、だよね? 昨年の七夕まつりが昨日のことのように思い出されるが、その頃よりタロウは成長し、私は変わった。

タロウは落ち着き、私はタロウに“普通”を期待しなくなった。

タロウと私だけが倍速で生きてるみたいだ。

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