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タロウと鬱ママのお出掛け

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2才の秋 ~何の秋?子供は風邪の秋!~

今朝もタロウはど-でもいいことでかんしゃく&号泣を起こし、やはり吐きそうになった。2才7ヵ月に入り、唯一平和であった『家での昼間』が平和ではなくなった;; メンタルクリニックの先生が「もうひと山、来ますねぇ…」反抗期について言っていた><
タロウの場合、エベレスト級だろうな。

また新たな登山が始まったのかな おかげで、私の鬱は良くなる暇もなく、凹みまくりだ いくらでもひきこもりたい気分だけど、あえてタロウと二人、ぶらりとお出掛けしてみた 気晴らしになればいいと思ってねちょっと無謀かなと思ったけど、まぁ何とかなるさってね

「電車に乗ろうね。抱っこならおうちに帰るよ。あんよしようね」  抱っこ星人タロウにしつこく言い聞かせ、出発した

 

【ポイント①】
かんしゃくのタイプをしっかり把握し、この先起こる事を予想。事前に対策を打っておく。   ホ-ムまでは、駅まで徒歩5分、駅の長い階段を上り、長い階段を下りなければならない 田舎はこれだから困る 駅の階段を上るまでは順調だったが、タロウの要望通り抱っこで電車を見下ろしていると、老婦人が親しげに話し掛けてきた
タロウをかわいいと誉めまくり、今40才代の息子を思い出すらしく、回想と嫁と地震の話におつきあい   腕が疲労してしまったが、気を取り直して切符を買い、ホ-ムへ。 タロウは販売機のお金入れ担当と自動改札の切符入れ担当だ

 

 

【ポイント②】
できる限りの手伝いをさせ、達成感を与え、欲求不満を防いでおく。 ホ-ムでの待ち時間、駅を通過する特急が来たので、タロウと間近に立ち、迫力満点で見学 ふとタロウの顔を見ると、驚いた顔のまま「おうち帰る」と、スタスタ逆戻りした   「しまった」   私は心で叫んだが、すぐに乗るつもりの電車が来て「乗る乗る」と言ってくれてセ-フ
椅子にちょこんと座り、楽しそう 送電線を指差し「東京タワ-」否定も肯定もせず   目的地である、駅ビルに着いた。 広過ぎないここなら、タロウが逃走してもすぐ見つかるし、何より私好みの服が多いのだ タロウの寄り道にほどほどに付き合いつつ、うまい言葉で釣って店めぐり

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【ポイント③】
よほどのいけない理由がない限り、タロウのやりたいようにさせる。終了させるタイミングを見計らい、釣る餌(言葉や物)が必要。   「ママのかわいい服探してよ~」 横を歩くタロウに話し掛けた んん幸せ 抱っこ星人タロウが一緒に歩いてくれるなんて 2才7ヵ月の子が歩いただけで感動するなんて、普通のママにはあまりないでしょ? 苦労あってこその幸せ   私が服を選ぶ時、じっくりのんびり見るタイプだったが、最近はかなりの早さで決められるようになった

子供がいると毎日が時間制限との闘いだからだ タロウとのデ-ト気分はエスカレ-タ-で上の階に着いた途端終了 タロウは数秒しか止まってられず、私はタ-ゲットの店とタロウの逃走先を何往復もして連れ戻した   いくら決断力がついたって、こんなじゃ決められない 仕方なくお菓子と飲み物を与え、おとなしい間に私の買い物あっけなく終了 付き合ってくれたタロウへのご褒美に本屋へ連れて行った   タロウの声は響き渡った かんしゃくを起こして何度も吠えた   ほかの同世代の子たちがおとなしくママの言うことを聞いていて、私は凹んだ 私はタロウの奴隷なのに そんな私もさすがに限界が来たので、  

「ママ帰るよ~先に行っちゃうよ~ほら、このドラえもんの本買おうよレジで下さいってしてくれる?」  

タロウはちゃんとついて来て、レジで支払い係をしてくれた   奴隷の作戦勝ち タロウの本買っちゃったけど

 

【ポイント④】
タロウの大好きな場所では、ちゃんと遊びに付き合う。もう終わりと決めたら、タロウがを反抗する隙もない勢いで、一気にその場から離れる。 さぁ、タロウが喜んで入って行ったカフェレストランで遅いランチだ   クラムチャウダ-セットには手をつけず、マロンパフェだけ食べ、元気に   「ごちゃまでちた~」   と言い、要求通りに椅子から降ろした瞬間逃走   「すぐ戻りますから」   私は店員さんに言い、もうすぐ店から見えなくなりそうなタロウ追い掛け、捕まえた 店に戻り席に座らせ、買ったばかりの本を開いてあげたが、また逃走しかけた   私はパンを包んでバッグにしまい、飲みかけのコ-ヒ-に未練を残し、支払い担当のタロウとお会計を済ませた

いい景色を眺めてから帰ろうと、屋上庭園を覗いたら、それだけでタロウは嫌がった   入ってみれば喜ぶかと思い、強引に抱いて連れて行った   大号泣   私はタロウ抱きながら謝り続けた   虐待と同じことをしてしまったのかもしれない 大人だって子供だって誰だって怖いことの一つや二つある。   意思のはっきりしてるタロウこそ、嫌いなこともはっきりしている。 ほかの子とは違うんだ。   私にだけ理解できることなのに…。   でも、新しいこと、楽しいこと、いろいろ知る機会を増やしてあげたい。 難しいな

 

【ポイント⑤】
一度ダメでも次にチャレンジしたら平気なこともあるので諦めない。 電車に乗る頃にはタロウの機嫌も直り、帰りも電車を楽しめた

 

【ポイント⑥】 タロウとの外出は心身共に疲れるのでほどほどに

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