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2007年3月12日 悲惨な諦め

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2才の早春 ~心も暖かく~

タロウの誕生日に一番近いパパの休日。

私は生理で体調が良くない。

記念写真にこだわりのないパパだけの力で記念撮影に挑むのは不可能だ。
断念せざるをえなかった。 私の中で、タロウは誕生日に入院していることにした。

元気一杯なタロウが写真館に行けないなんて、私はどうしても許せなかった。入院なら仕方がない。 ひどい母親だと思う。

わかってる。

だけど、そう思わないと私の気持ちがおさまらない。 タロウのために身を削って生きてる私にとって、『写真館で素敵な服着て撮影すること』が唯一のタロウへの要望だった。タロウを生んだ私へのご褒美だった。

タロウの誕生日に一番近い休日が終わっていく。

あきらめるしかないんだ。 タロウごめん。元気なだけで、かわいいだけでありがたいと思えなくて。余裕がないから性格が歪んでしまったの。生き方が下手でごめん。パパにも嫌われるような態度しかとれなくなっちゃってるの。

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ママもう疲れちゃったの。逃げ出したいよ。 1才の誕生日の撮影の時に、先のことを考えて買ったアルバム型の台紙。

もう開くことはないだろう。

クローゼットの肥やしだ。 トイレに引きこもり、泣きながら書きました。

落ちついたら、夕飯の買い物に行ってきます。

もう少しトイレにいます。

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